キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は12月6日、テレワーク支援ソリューション事業に参入することを発表した。まず、カメラ映像から勤務状況を自動検出するクラウド型テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」を2017年2月より提供開始する。
テレワークサポーターは、カメラ映像から勤務状況を自動検出することが可能で、顔認証技術により本人の在席・離席を自動判別し勤務状況に反映するもので、勤務状況をグラフでビジュアル化し、勤務時間を日別・週別・月別に自動集計することができる。
さらに、本人以外の「なりすまし」や「覗き込み」を自動検出し勤務管理者へ通報すると同時に、画面をブラックアウトさせて情報流出を阻止する。
加えて、インシデント発生時には不正利用者のカメラ画像とスクリーンショットを同時に記録し、通常時も一定間隔でカメラ画像を記録することで勤務状況の証跡を残すことも可能。
価格(税別)は、月額2000円/1アカウントとなり、2020年までに累計2万1000ライセンスの販売を見込んでいる。また、2020年までにテレワークサポーターを中核とするテレワーク支援ソリューション事業で累計売上高5億円を目指す。