全国の中学生がチーム対抗で科学に関する知識や実技を競う「第4回科学の甲子園ジュニア全国大会」(主催・科学技術振興機構)が2日から4日まで東京都内で開かれた。4日に全競技が終了して群馬県代表チームが優勝、文部科学大臣賞を受賞した。2位は大分県、3位は富山県の代表チームで、それぞれ科学技術振興機構理事長賞とトヨタ賞、全国中学校理科教育研究会会長賞と日本理科教育振興協会賞を受けた。
大会には25,000人を超える中学生がエントリーし、各都道府県から選抜された47チーム、計281人の中学生が理科や数学に関する知識とその活用能力を試す実技の試験に挑んだ。
科学の甲子園ジュニア全国大会は、全国の中学生が科学と実生活のつながりに気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場を提供することなどを目的にJSTが2013年から開催してきた。今回は4回目で、次回は17年12月に茨城県つくば市で開催される予定だ。
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