ティエスエスリンクは12月5日、業務システムや文書管理システムにファイル暗号化機能を組み込める「トランセーファー 暗号化SDK Ver.1.0」を発売した。

トランセーファー 暗号化SDKは、業務システムや文書管理システムに組み合わせ、コマンドラインでファイルを自動暗号化するSDK。システムへのファイルアップロードまたはダウンロード時に、暗号化SDKを呼び出し、コピー/印刷/保存禁止など利用制御されたトランセーファー形式の暗号化ファイルを作成する。

「トランセーファー 暗号化SDK」概要

システム上では通常ファイルのままファイル検索を可能にし、ファイルをローカルへダウンロードする時だけ暗号化するなど、利用状況に応じた組み込みが可能。顧客情報・技術情報・企画書など、社内システムやファイルサーバで共有する重要ファイルの管理について、スピーディにセキュリティ対策を実現する。

利用端末の限定、ファイル有効期限の設定など、必要に応じてセキュリティ強度を高めることが可能なほか、ユーザー管理などは不要のため、管理者の運用負担を軽減できるという。

また、日本語環境以外にも対応し、海外拠点でのセキュリティ対策としても使用可能。インターネット接続ができないオフライン環境でも利用できる。

動作環境は、Windows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008、Windows 10/8.1/8/7/Vista。対応ファイル形式は、Microsoft Officeファイル/PDF/画像/動画/テキスト/CSV/RTF/DocuWorksファイル。

提供価格(税別)は、50万円から。