amsは11月29日、白色調整機能を搭載したスマート照明制御IC「AS7221」を発表した。
同製品は、1931年CIE標準表色系へのダイレクトマッピングによる正確なカラーセンシングが可能な組み込み型三刺激CIE XYZカラーセンサを搭載。業界標準の0~10Vの入力範囲に対応し、スマート照明コマンドセットを通じて、Bluetooth Smart、ZigBeeまたはWi-Fiなどの一般的な無線規格でIoT接続やネットワークコントロールができる。スペクトル調整に対するLED制御はダイレクトPWMチャネル出力を介して行われるため、かさばりやすいディスクリート部品と比較して開発や実装にかかる時間を削減できる高精度のソリューションを実現できるとする。パッケージは5 ☓ 5mmのLGAパッケージを採用している。
同社は「AS7221を用いて設計することで、高精度CCTまたは『ケルビン調整』機能をIoT対応のスマート照明製品に素早く組み込むことができます。I2C拡張インタフェースを持つ汎用アーキテクチャにおいて、AS7221は、空気の質、温度、占有、存在といったセンシング機能に対しInternet of Awarenessを実装したIoTセンサハブプラットフォーム機能を実現します」とコメントしている。