ACCESSは11月28日、セゾン自動車火災保険(セゾン自動車火災)の「おとなの自動車保険」契約者向けに新サービスで提供する「つながるボタン」を、ACCESSのビーコン端末「ボタンビーコン」をベースに共同開発したと発表した。
「つながるボタン」は緊急時のサービス要請ボタン、加速度センサ、Bluetooth Low Energyモジュールなどを搭載した世界最小クラスの車載機で、ACCESSのビーコン端末「ボタンビーコン」に加速度センサを搭載し、セゾン自動車火災が有する保険サービスのノウハウを集約して開発した。また、「つながるボタン」と連動するスマートフォンアプリ「つながるアプリ」にACCESSのビーコン用SDKが提供された。
新サービスでは、「つながるボタン」を車内に設置し、「つながるアプリ」をスマホにインストールしておくだけで、車に乗るたびに、Bluetooth無線通信でスマホとつながり、アプリを自動的に起動する。走行中の急ブレーキ、急ハンドル等を「つながるボタン」の加速度センサが感知し、スマホの「つながるアプリ」へ送信。データはアプリで解析され、ドライブレポートしてフィードバックされ、日々の運転を、「運転スコア」「エコドライブ」「危険挙動」「走行マップ」などを可視化する「運転診断」サービスとして提供する。
また、「つながるボタン」が大きな衝撃を感知した際には、「つながるアプリ」からクラウド経由でセゾン自動車火災のサポートセンターへ送信され、専門スタッフがすぐに契約者に連絡を取り、ALSOK隊員を現場急行させ、事故対応のサポートといった緊急対応を行う。さらに、事故や車両トラブル時には「つながるボタン」のボタンを押すだけで、簡単にセゾン自動車火災の専門スタッフとつながることができる。
ACCESSは今後、セゾン自動車火災の新サービスの機能充実に向けた取り組みを支援すると共に、幅広い業界の事業者のBeaconなどIoTデバイスを活用した革新的なサービスの開発・提供を支援していくとしている。