東京メトロは11月24日、顧客への案内を強化するため、多言語での案内が可能な人型ロボット「Pepper」を2016年12月1日から2017年3月31日まで上野駅に試験的に配置すると発表した。

ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」。配置時は、パンダの姿で出迎える

上野駅に配置する「Pepper」は、浅草・成田空港等への「行先案内」、上野恩賜公園・上野動物園などの「駅周辺案内」、企画乗車券・無料Wi-Fiなどの「お客様サービス」について案内する。そのほか、記念撮影も可能。

また、上野駅は訪日外国人の利用も多いことから、日本語のほか、英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語・スペイン語・フランス語に対応する。

左から、言語選択画面、浅草駅への行き先案内画面(英語表示)

実際に配置する際は「Pepper」により親しんでもらうため、上野動物園でもおなじみのパンダの姿で出迎えるという。

配置場所は銀座線上野駅の上野公園方面改札口付近で、配置時間は10時から17時までとなっている。

「Pepper」の配置場所