GMOインターネットは11月22日、同社運営するサイト売買仲介サービス「サイトM&A byGMO」(サイトM&A)で、WEBサイトを活用した事業をオンライン上で売買できるマーケットプレイス「サイトM&Aマーケット」のサービスを開始した。
サイトM&Aは、WEBサイトを活用した事業の売買を仲介するサービス。2008年11月のサービス開始以来、「買いたい人」と「売りたい人」の双方を、同社M&Aコンサルタントがサポートしてきたという。
近年、インターネット市場の拡大とともにWEBサイトの資産価値が高まっていることを受けて、売買の需要が拡大しているという。しかし、既存のWEBサイト売買仲介サービスはオンライン化が部分的で、顧客の努力や仲介人のサポートに頼るところがあり、案件の規模や種類によっては売買のフローが煩雑かつ手数料も高額になりがちな現状がある。
今回、顧客同士の取引に関わる手続きやサポートをすべてオンライン上で完結することで、サービス利用料を安価に抑えられる、マーケットプレイス方式の「サイトM&Aマーケット」を新たに開発。サイトM&Aマーケットでは、売却希望価格1万円から最高100万円までの中小規模のWEBサイト事業をオンライン上で売買することができる。
取引のすべてがオンラインで完結することで、人手による仲介を省き、サービス利用料は売却価格の一律15%を実現した。また、売買が成立した場合のみ発生する完全成功報酬型を採用しているので、出品者は余計なコスト負担なくWEBサイトを登録できる。
なお、100万円超のサイトについては、引き続きM&Aコンサルタントの仲介による売買となる。