キングソフトは11月21日、名刺管理ソリューション「CAMCARD BUSINESS(キャムカード ビジネス)」のオンプレミス版の提供を12月1日より開始すると発表した。
CAMCARD BUSINESSは、クラウド型名刺管理ソリューション。現在、数多くの民間企業において、クラウド型の法人向け名刺管理サービスが浸透しているが、同社によれば、金融機関などの高いセキュリティレベルを求める企業においては、セキュリティ担保の観点から、ほとんど導入されていないという。
しかしながら、そのような企業においても名刺情報を適切に管理し、企業資産として生かしたいという声が多くあったことから、今回非常に強固なセキュリティ環境の下で名刺情報の管理を行い、営業効率化を実現可能にするオンプレミス版の提供を開始する。
オンプレミス版では、個人情報にあたる名刺情報をオンプレミス環境で管理。機能面は、これまでのクラウド版CAMCARD BUSINESSで提供している機能をベースに、ほぼ同等の機能を提供する。ただし、スマートフォンアプリを使用する際は、VPNでアクセス確立後に利用可能となる。また、ネットワーク利用が必要な機能は未提供。
これまでコンシューマ向け、法人向け製品・サービスのサポートセンター運営で培ってきたナレッジを生かし、安心して導入、運用できるサポート体制を構築した。
提供価格(税別)は、1ユーザー月額500円から。