オートデスクはこのほど、APIプラットフォーム「Forge」においてAR/VR機能向けAPIなどの提供を開始すると発表した。
「Forge」はオートデスクのソフトウェアと連動するクラウドサービスを他企業が開発できるように、さまざまなAPIを提供するほか、開発者支援プログラム、1億ドルの基金などで構成される。2015年12月の提供開始以来、4000以上のサービスが「Forge」のAPIによって開発されており、部品検査からドローンによる鉱山管理まで、その適用範囲は多岐にわたる。
今回新たに提供開始となるAPIと既存APIの新機能は以下の通り。
- AR/VR(拡張現実/仮想現実): オートデスクのソフトウェアで作成したデータからリアルタイムのAR/VRアプリケーションにデータを送り、AR/VR用データを作成できるようになる
- レンダリング: さまざまなアプリケーションにレンダリング能力を追加できる
- データ管理(機能強化): プロジェクト管理やファイルへのアクセスの機能を強化
- セキュリティと信頼性(機能強化): SOC2などの業界標準セキュリティ対応を目指しているとする