Automagiは11月18日、人工知能(AI)ソリューション「AMY」の新しいサービスとして、統計数理と機械学習の技術を活用し、企業の運用施策効果の改善を自動最適化する「AMY OPTIMIZER」(エイミー オプティマイザー)の提供を開始した。
AMY OPTIMIZERは、機械学習技術と統計数理処理を中核に開発された予測・効果最大化サービス。人間では発見が難しい法則性(影響要素)の発見と運用中の施策効果を最大化するために、数値予測と自動学習最適化の仕組みを機能提供する。
導入企業の目的とするKPIを最大化するための主要因分析、モデル化、数値予測、最適施策の確率的適用と最適応手の絞込(自動最適化)を、AMY OPTIMIZERシステムが一連の自動処理として実現できる。
活用可能なデータには、広範な顧客CRMデータや外部データ・時事変動パラメータの取り込みを許容しており、例えば 過去の販売実績、利用者の属性情報、Web行動履歴、広告の配信結果、気象情報や市況データなど多様かつ大量のデータから主要影響要素を自動で発見し、施策の最適応手を選定して運用期間中のKPI利得を最大化するようアルゴリズム動作する。また、施策を実施した結果を学習データとして取り込み逐次学習することで、自律的な精度の向上を実現した。
算出された予測結果・最適施策提案をAPI経由で取得し多方面に利用することも可能なため、導入企業は複数の用途に同ソリューションを拡張利用できる。 ユースケースとして、インターネット広告を配信する企業の広告配信ターゲットと告知内容の最適化、または流通企業の在庫適正化(需要予測)と欠品回避(仕入最適化)など、導入企業のさまざまな施策を自動効率化することで労務コストを抑え、さらに施策効果の改善・最大化を可能になる。