fossBytesに11月11日(米国時間)に掲載された記事「This Is Reason Why C Programming Language Was Named C」が、プログラミング言語「C」の名称の由来を伝えた。当時、既にB言語と呼ばれるBCPLから派生したプログラミング言語が存在しており、この言語に影響を受ける形で開発されたプログラミング言語であるため、アルファベットでBの次となるCの名前を付けて「C言語」と呼ばれるようになったとされている。
現在のLinuxや*BSD、UNIX系OS、またさまざまなオペレーティングシステムに強い影響を与えた初期のUNIXオペレーティングシステムはBell研究所で開発されたもの。同時、PDP-7向けに開発されたUNIXはアセンブラで開発されており、後により新しい機種となるPDP-11に移植された段階でもアセンブラが使われていた。
開発者はPDP-11に移植した段階でアセンブラからB言語への書き換えを検討。当時、B言語の次のプログラミング言語の開発が行われており、これがのちにC言語になっていく。C言語は現在でもLinuxや*BSD、UNIX系オペレーティングシステムのカーネルを開発するための主要プログラミング言語として活用されているほか、さまざまなシーンで主要なプログラミング言語として利用されている。