アライドテレシスは11月14日、ファーストイーサネットファイバーメディアコンバーター「CentreCOM DMC100シリーズ」の出荷を11月21日より開始すると発表した。

「CentreCOM DMC100シリーズ」

同シリーズは、100BASE-TXツイストペアケーブルと光ファイバーケーブルを変換する単体型メディアコンバーター。DMC100シリーズ同士を対向で使用することで100Mbpsイーサネットシステムの接続距離を最長2kmまで延長できるという。SC/ST/LCの光コネクターを搭載し、光ケーブルを直収することが可能で、壁面の設置や情報漏洩対策のために光ファイバーを直接デスク周りまで引き込むFTTD(Fiber to the Desk)などの使用にも適しているという。

スマートミッシングリンク(SML)機能により、一方の100BASE-TXポートのリンクが切断された場合、対向接続されたDMC100シリーズの100BASE-TXポートのリンクも自動的に切断。光ポートのリンクが切断された場合は、両方の100BASE-TXポートのリンクを自動的 に切断する。

2心のマルチモード光ファイバーケーブルで、送信と受信を行うことができ、100BASE-TXポートで、100M Full Duplexをサポート。接続状況が一目でわかるLED装備し、100BASE-TXポート、光ポート、スマートミッシングリンク機能の状態をモニター可能。

価格は、100BASE-TX×1、100BASE-SX(ST)×1の「AT-DMC100/ST」が82,800円、100BASE-TX×1、100BASE-SX(SC)×1の「AT-DMC100/SC」が82,800円、100BASE-TX×1、100BASE-SX(LC)×1の「AT-DMC100/LC」が40,000円(いずれも税別)。