TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2016年11月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2016年11月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 18.755%
2 C 9.203%
3 C++ 5.415%
4 C# 3.659%
5 Python 3.567%
6 Visual Basic .NET 3.167%
7 PHP 3.125%
8 JavaScript 2.705%
9 Assembly language 2.441%
10 Perl 2.361%
11 Objective-C 2.246%
12 Swift 2.039%
13 Go 2.001%
14 Ruby 1.978%
15 MATLAB 1.967%
16 Delphi/Object Pascal 1.950%
17 Visual Basic 1.923%
18 Groovy 1.811%
19 R 1.715%
20 PL/SQL 1.512%

11月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

11月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

TIOBE Softwareは今月の動向から特にHaskellの動きが注目されるとして取り上げている。Haskellは関数型のプログラミング言語。1990年にHaskell 1.0が公開されて以来、ほかの人気の高いプログラミング言語と比較するとゆっくりとではあるが、確実に人気とコミュニティの成長を続けていた。2016年11月には23位につけており、同様の傾向が続けば数ヶ月のうちにトップ20位入りする可能性がある。

Haskellはきわめて再利用性の高いコードを開発することが可能で、関数型のプログラミング言語の中でも特に人気の高いプログラミング言語のひとつと言われている。しかし、手続き型のプログラミング言語に慣れたユーザーにとっては学習が難しい面があるとも言われている。