ファイア・アイは11月11日、大学、大学院、高等学校および小中学校などの国公私立の教育機関を対象としたアカデミックパッケージの提供を本日より国内で開始すると発表した。

ファイア・アイはこれまで、独自の仮想実行環境MVX(Multi-Vector Virtual Execution)を搭載したFireEyeシリーズ製品を提供してきた。今回、標準ライセンスより安価なアカデミックパッケージの提供を開始することで、大学および教育機関におけるセキュリティ体制の強化を支援していくという。

アカデミックパッケージの対象になるのは、ETP(Email Threat Prevention) Cloudを含む全製品。提供時期は、2017年11月11日~2018年12月31日までを予定している。

今後同社は、製品の普及のみならず、サイバー攻撃被害に見舞われた際の事故調査や現状復旧サービスの提供、セキュリティ対策チームの構築支援などさまざまなサービスを通じ、教育機関様の情報セキュリティ対策支援に尽力していくとしている。