ビジコムは11月10日、同社が開発したクラウド連動多機能POSシステム「BCPOS」の機能を引き継いだ無償版POSアプリケーションの提供を開始。また、同無償アプリケーションを内蔵したPOSレジセット「Seav-15ac」を同日より発売した。
「Seav-15ac」は、レジ業務や売上管理、在庫管理、顧客管理、ポイント管理など標準のPOSシステムと同等の機能を、商品アイテムが450点まで利用可能なシステム。450点以上になる場合は、有償のBCPOSアプリに移行できる。また、クラウドと連動することで、商品マスタ設定を本部で行うことや、全店舗の販売情報をクラウド上でデータ管理できるようになる。
免税販売、帳票作成、クレジットカード決済連携にも対応し、年々増加し続ける外国人観光客への販売もワンストップで行える機能を搭載。無料POSと自動釣銭機を搭載しているため、正確な金銭管理が実現できる。
集客ツールとして、スマホが会員証になるiPhone、Androidアプリ「みせめぐプロモーション」を利用すると、顧客自身で所有ポイントをアプリから確認でき、店舗側は無料のプロモーション機能を使って、ショップカードを発行しなくても顧客へのポイント発行や、プッシュ通知などのプロモーション活動が行える。
セット内容は、POSアプリケーションと本体一体型タッチパネル。導入価格(税別)は、19万2000円だが、軽減税率補助金の対象店舗であれば実質負担額は1/3の6万4000円となる。(補助金申請は2017年3月31日までの導入が条件)