現地時間10日、Adobe Systemsがオープンソースとして提供しているテキストエディター「Brackets 1.8」がWeb上で公開された。

Bracketsは、Adobe Systemsがオープンソースのソフトウェアとして提供したテキストエディターで、同梱されるNode.jsによる「ライブプレビュー機能」で編集状態のHTMLやCSS、JavaScriptなどを即座にブラウザで表示。サーバー上にアップせずともボタン一つで検証が行える。

ライブプレビューで

即座にブラウザが立ち上がるBrackets 1.8のスタート画面

v1.8では、Node.JSのバージョンを6.3.1へアップデートしたほか、コンテキストメニューからのカット/コピー/ペーストの追加やコードフォールディング機能やコード補完機能の拡張が行われている。公式ブログでは、現在月間80万ユーザーが利用しており、Web Developerたちの多くが利用しているようだと、この数ヶ月間でのユーザーの増加を述べている。

また、Adobe SystemsのBraketsチームは、この9カ月間DreamweaverのコードエンジンのBraketsへの移植に集中しており、大きな進化を達成していることと、ユーザーたちと共に進化しているDreamweaverユーザーたちへの感謝の意を表している。