Donutsは11月10日、同社が提供するクラウド勤怠管理システム「ジョブカン勤怠管理」で、工数管理機能のリリースを発表した。

ジョブカン勤怠管理は、勤怠管理とシフト作成が同時に行える、クラウド型の業務支援システム。複数拠点の勤怠データをリアルタイムに確認・集計・抽出ができ、給与支払いまでの業務を簡素化、迅速化する。また、シフト管理機能も搭載しており、勤務予定に対しての勤怠状況や予算管理をリアルタイムで把握することができる。

管理者用画面イメージ

従来機能では、打刻を行うことで、出勤、退勤、休憩を認識し、労働時間を集計していたが、工数管理機能を利用することで「何をどれぐらい行ったか」を把握、分析することができるようになる。

これにより、企業経営における収益性アップや、PDCAサイクルの実施、他の企業の管理部門とのデータ交換・データ連携による経営効率のアップを図ることが可能になるという。

スタッフ入力画面イメージ

今後、基本の入力ルールを設定できる「工数かんたん入力機能」、プロジェクトのスタッフごとに人件費を設定できる「人件費設定・コスト分析機能」、プロジェクトごとの売上を設定し、人件費データと照らし合わせて、採算性の分析できる「売上設定・採算性分析機能」、プロジェクトとタスクを選択して打刻することで、工数データを入力管理できる「打刻による工数入力機能」を搭載する予定。

提供価格(税別)は、初期費用が無料、月額費用が1ユーザー200円から、新オプションとなる工数管理機能が月額100円。