ファイア・アイは11月9日、独自の機械学習および分析機能を搭載したMVXエンジンをハイブリッドクラウド、プライベートクラウド、パブリッククラウド環境に導入できるソリューション「MVX Smart Grid」および「Cloud MVX」を発表した。
「MVX Smart Grid」は、ハイブリッドクラウドやプライベートクラウドに対応したアーキテクチャを採用。MVXエンジンと、ハードウェアや仮想Smart Nodesを分離するというアプローチを通じて、キャンパス、支店、遠隔ユーザーをより効果的に保護する。
「Cloud MVX」は、パブリッククラウドに対しMVXエンジンの導入を可能にするもので、脅威検出をクラウド側に移行することで、場所、デバイス、時間を問わず、インテリジェントなセキュリティをサブスクリプション形式で確保することを実現。
さらに、Smart Nodesとの連携により、既知・未知の脅威をリアルタイムで検出・阻止するほか、ネットワーク・トラフィックを再生することで、複数のネットワークフローを対象とした攻撃を特定する。
なお、「MVX Smart Grid」は同日より、「Cloud MVX」は11月中の提供開始が予定されている。
今回、FireEye iSIGHTインテリジェンスの新しいサブスクリプションモデルも発表された。ロールベースのサブスクリプションにより、FireEye iSIGHTインテリジェンスは今後、5種類のサービスと3種類のインテリジェンス・サポート・オプションを選択可能になるとしている。