ガイアックスとサイバートラストは11月8日、ブロックチェーン技術と電子認証技術を用いた本人確認・認証事業での協業に合意した。

今回の協業では、ガイアックスが提供する本人確認プラットフォーム「TRUST DOCK」と、サイバートラストの電子認証局アウトソーシングサービス「サイバートラスト マネージドPKI」、および公的個人認証を用いて本人確認を実現する「オンライン本人確認プラットフォームサービス」を連携させる。

具体的には、「サイバートラスト マネージドPKI」を用いて、本人確認を行った後に付与される個人IDに電子証明書を利用することが可能となり、個人IDの安全性と信頼性が向上する。また、「オンライン本人確認プラットフォームサービス」を用いることにより、マイナンバーカードに格納された公的個人認証の証明書から瞬時に電子的な本人確認が可能となる。

これにより、従来の身分証画像をシェアサービス用いた目視などによる本人確認に加え、マイナンバーカードに格納された公的個人認証の電子証明書を用いて本人確認ができるようになる。

「TRUST DOCK」が対応する本人確認方法の種類:身分証画像の目視チェックと公的個人認証の違い

両社は今後、個人間取引に代表されるシェアリングエコノミー分野で必須となる「次世代本人確認・認証プラットフォーム」を実現するため、ブロックチェーンをはじめとした技術およびマーケティングに関わる協業を進めるとしている。