Microsoftは11月3日、「More with SQL Server on Linux|Channel 9」において、現在開発が進められているLinux向けMicrosoft SQL Serverの動作例およびパフォーマンスの向上について伝えた。Linux向けのMicrosoft SQL Serverについては以前、Ubuntuで動作する様子を伝える動画がアップロードされたが、今回はRed Hat Enterprise Linuxで動作する様子が伝えられている。
掲載された動画では、Red Hat Enterprise LinuxでMicrosoft SQL Serverをインストールする方法、初期セットアップをする方法、データベースサービスを起動する方法、アプリケーションを動作させる様子を紹介している。サンプルとして使われているのは選挙の投票を実施および集計結果を表示するアプリケーションで、同時に負荷をかけながら動作する様子も示されている。
この動画のポイントは、Red Hat Enterprise LinuxでDockerコンテナを起動し、そこでインメモリOLTPが適用されたMicrosoft SQL Serverが動作しパフォーマンスを発揮している点。Linuxでのパフォーマンス向上のための開発が続けられていると説明があり、今後も性能の向上が期待できる。