大日本印刷(DNP)は、デジタルペンを使用した帳票データ作成システムに、マイクロソフトの表計算ソフト「Excel(エクセル)」対応機能を追加した「DNPデジタルペン帳票ツール for Microsoft EXCEL」を発売すると発表した。
このシステムは、Excelで作成した帳票にデジタルペンで手書きした文字が自動的にデータ化されるもの。今回、EXCELに対応したことで、申込書インプットや、アンケート集計、名簿作成などの業務効率化が実現でき、EXCEL上で帳票のデザイン・作成から用紙のプリント、記入データ取込みまでの操作で行えるようになる。
システムには、デジタルペン、ソフトウェアインストールライセンス証書、記入用の帳票等に使用するドットパターンライセンスファイルが含まれ、価格はオープン。
DNPは、金融や流通、サービス業界などに向けて本製品を販売し、2018年度に10億円の売上を目指す。