クラビスは11月7日、クラウド記帳ソフト「STREAMED(ストリームド)」において、一般企業の経理担当者向けプランとなる「STREAMED 経理プラン」を発表し、販売を開始した。
STREAMEDは、レシートや領収書などをスキャナで取り込むだけで仕訳データに変換できるクラウドソフト。オペレーターが目で見てチェックしており、手書きの領収書でも正確にデータ化できるため、一般企業における経費精算ツールや、会計事務所における記帳代行ツールとして活用されているという。
今回販売を開始するSTREAMED 経理プランは、一般企業における一連の経理業務を効率化するためのソリューション。経費精算で扱われるレシートや領収書だけでなく、取引先から受け取った請求書や、自社で管理している通帳、または現金出納帳やクレジットカードの明細書をスキャンするだけで仕訳データに変換可能。データはパソコン画面で編集でき、国内の主要な会計ソフト形式でCSVデータを出力できる。
光学式文字認識(OCR)に依存せず、全ての書類をオペレーターがチェックしているため、正確なデータが生成できるのに加え、これまで多くの会計事務所に導入されてきたノウハウを活かし、経理担当者が日常的に行うチェックのルールを自動化できるため、毎月の記帳作業の時間を大幅に軽減できるとした。また、国内の主要な会計ソフトに対応しているため、過去の会計データを喪失するリスクもなく容易に導入可能だという。