キヤノンは11月7日、オフィス向け複合機「imageRUNNER ADVANCE(イメージランナー・アドバンス)」の新製品として、カラー機、モノクロ機4機種11モデルを2016年11月下旬より発売すると発表した。
操作画面の表示言語や初期表示画面などを個人ごとに設定できる「パーソナライズ」機能を本体に標準搭載し、操作画面上で自分のアイコンを押すだけでログインできる「シンプルログイン」を採用。
また、ユーザーが印刷を指示すると本体に自分のアカウントとアイコンが自動作成される機能を本体に標準搭載している。さらに、印刷データを本体内に留め置く「留め置き印刷」機能も標準搭載している。
A3カラー複合機の“imageRUNNER ADVANCE C7500シリーズ”では、プロダクションプリンタ「imagePRESS」シリーズで培ったレーザースキャナー「R-VCSEL(Red-Vertical Cavity Surface Emitting Laser)」とCV(Consistently Vivid)トナーを搭載を採用することにより、さらに高画質化したほか、キヤノン独自のオンデマンド定着技術の採用と、定着器の立ち上げ高速化、自動調整時間の短縮により、カラー毎分70枚(A4ヨコ)の高速出力ながら、スリープ復帰時間とウォームアップタイムを30秒以下にしている。価格は300万円(税別)~。
imageRUNNER ADVANCE C355F |
A4カラー複合機“imageRUNNER ADVANCE C355F”では、「imageRUNNER ADVANCE」シリーズのA4機で初めて、原稿の両面を同時に読み取りできるADF(自動原稿送り装置)を搭載し、モノクロ、カラーともに毎分100ページ(300dpi、両面)の高速スキャンを実現。また、スキャン時に原稿の重送を検知する機能や、書類の中から白紙を除いてスキャンする機能にも対応した。価格は67.5万円(税別)。
中低速A3モノクロ複合機の“imageRUNNER ADVANCE 4500シリーズ”では、“image RUNNER ADVANCE 4545/4545F”および“image RUNNER ADVANCE 4535/4535F”で、スキャン時に原稿の重送を検知する機能や、書類の中から白紙を除いてスキャンする機能に対応した両面同時読み取りADFを新たに搭載。モノクロ/カラーともに毎分160ページ(300dpi、両面)の高速スキャンを実現した。価格は120万円(税別)~。
image RUNNER ADVANCE 4545F |
高速A3モノクロ複合機の“imageRUNNER ADVANCE 6560”では、毎分60枚(A4ヨコ)の高速プリントを実現した。価格は250万円(税別)。