米ファルコンストア・ソフトウェアは11月1日、ハイブリッドクラウドに対応する新しい「FreeStor」を発表した。日本市場向けの改良とあわせて、2017年1月25日から出荷開始する。
ストレージプラットフォーム上に構築されたFreeStorによって、企業やクラウドサービスプロバイダー(CSP)はパブリッククラウドと同等の価格帯で、ハイブリッドモデルにおけるブロックベースのエンタープライズストレージを活用できるという。
同製品により、ユーザーはパブリッククラウドストレージを追加して、一元的に管理可能なハイブリッドソリューションを活用できるようになる。また、Active DirectoryやLDAPと統合し、認証、アクセス、および監査のコンプライアンスを実現できる。
ほか、テンプレートベースのエージェント導入、簡潔な構成とアップデート、そしてコアツーエッジのインテリジェントな分析機能を提供するなど統合型クライアント管理が行える。
パフォーマンスの最適化では、NVMeのサポートが改善され、新たなレベルのI/Oとレイテンシーを実現。Linux 7コンプライアンス、強化された特許取得済のアプリケーションアクセラレーション機能、オンプレミスおよびクラウドの両方に対応するワークロードポータビリティ、高速なゼロダウンタイム構成機能を追加した。