MSD、エアロセンス、およびアルフレッサの3社は11月1日、福岡県福岡市においてドローンによる災害時医薬品配送の飛行試験を実施したと発表した。
同試験は、10月24日に福岡市西区小戸の海岸から同市能古島に向け、約2.3kmの区間でマルチコプター型ドローンを用いて行われたもの。試験の結果、長距離飛行、電波送受信、および積載物の状態に問題ないことが確認された。
3社は今後も福岡市での飛行試験を継続し、2017年中をめどに垂直離着陸型の固定翼ドローンによる実用化を想定した実証実験の実施を目指していくとしている。
垂直離着陸型固定翼ドローン(VTOL) |