pfSenseプロジェクトは10月28日(米国時間)、「pfSense Digest ≫ Happy 10th Anniversary to pfSense® Open Source Software」において、2016年10月でオープンソースのファイアウォール・ルータソフトウェア「pfSense 1.0」が公開されてから10年が経過したと伝えた。pfSenseはこの10年で40万ほどのインストールベースを獲得したとし、コミュニティに対して謝辞を述べている。
pfSenseコミュニティは開発者、コントリビューター、資金的な支援を実施している企業「Netgate」およびその顧客から構成されている。pfSenseは12年前にm0n0wallプロジェクトからフォークする形で誕生した。フォークから2年後の2006年10月に「pfSense 1.0」が公開されている。
pfSenseはFreeBSDベースのルータ・ファイアウォールソリューション。多機能で高性能なルータアプライアンスが実現しているような機能をソフトウェア・アプライアンスとして実現しており、インストール後はWebインタフェース経由で管理やモニタリングが可能。