サイバートラストは10月31日、「サイバートラスト デバイスID」のWindowsプラットフォーム向け機能の強化を発表した。

デバイスIDは、会社が許可した端末を厳格に認証し、安全なネットワークアクセスを実現するマルチデバイス対応のデバイス証明書管理サービス。マルチデバイス、マルチネットワーク環境において、不正端末からのアクセスを防止し、安全に情報資産を活用できる共通の端末認証基盤を実現する。

ADFSでのクライアント証明書認証のイメージ

今回、デバイスIDのActive Directoryフェデレーションサービス(ADFS)でのクライアント証明書認証を強化することにより、クラウドサービス利用時の端末や人を特定しつつOffice365などのクラウドサービスにシングルサインオンすることが可能となる。

このADFSと連携したデバイスIDは、Windows 7以降で利用が可能なほか、Windows Mobile(Windows 10 Mobile含む)、iPhone、Androidにも対応する。

また、ジェーエムエーシステムズ(JMAS)のセキュアブラウザ「KAITO Windows版」との連携により、「許可した特定のWindowsデバイス」であるKAITOへ、デバイス証明書を容易にインストールでき、ログイン時のパスワード認証と合わせた2要素認証を行えるとしている。