Microsoftは10月26日(米国時間)、「Office 2013 can now block macros to help prevent infection|Threat Research & Response Blog|Microsoft」において、Microsoft Office 2013に対してインターネットからダウンロードしてきたドキュメントにおけるマクロ実行を禁止する機能を追加したと伝えた。Microsoft Word、Microsoft Excel、Microsoft PowerPointに適用可能。
Microsoft Officeドキュメントのマクロを悪用するマルウェアは最近、再び流行の兆しを見せている。Microsoftはこうした状況を受けてMicrosoft Office 2016に対して、インターネットからダウンロードしてきたMicrosoft Officeドキュメントにおけるマクロの実行を禁止する機能を導入した。管理者が設定することでこの機能を有効にすることができる。
Mcirosoftは顧客から同様の機能をMicrosoft Office 2013に導入してほしいという要望が多かったと説明。ユーザーの要望に応える形でMicrosoft Office 2013にも同様の機能を追加したと説明している。マクロ悪用するタイプのマルウェアは初期の流行以来いったん身を潜めていたが、最近流行の兆しを見せており注意が必要。