SCSKは10月26日、自社開発のERPパッケージ「ProActive E2」のマイナンバー対応機能として、源泉徴収票の電子申告のマイナンバー出力対応や扶養控除申告書など所得税関連の法定調書へのマイナンバー(個人番号など)出力対応プログラムを10月31日から提供開始することを発表した。
今回の新機能を適用することで、すでに「ProActive E2」で対応済みの各種法定調書に加え、新たに2016年分の「給与所得の源泉徴収票の電子申告用データ」「給与所得の扶養控除等(異動)申告書」「給与支払報告書(総括表)」「給与所得者異動届出書」などの所得税関連法定調書へのマイナンバー出力が可能となる。
また、電子申請機能に対応している「給与所得の扶養控除等(異動)申告書」に、出力項目として「扶養親族の非居住者区分」を追加したほか、「給与所得の源泉徴収票」へ出力する住宅借入金情報については、外部データから取り込みを可能とする機能強化を行った。なお、今回の対応プログラムは、「ProActive E2」を利用中で保守契約を締結済みの企業には、製品保守の一環として無償提供される。