ニフティは10月26日、中国の大連に本社を置くソリューションプロバイダー、大連華信計算機技術股ブン(大連華信)とクラウド事業で協業し、同社のパブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」をOEM提供すると発表した。
中国向けのサービス名は、「華信商用雲 Powered by NIFTY Cloud」となる。「ニフティクラウド」が日本で提供しているさまざまなサービス・機能を、中国のシステムインテグレーションに精通した大連華信が、現地企業向けにカスタマイズして提供するという。
ニフティはこれまで、日本市場で培ったクラウドサービス開発・運用力を生かし、主に中国に拠点を置く日系企業向けに、クララオンラインと共同でクラウドサービスを提供してきた。このたび、中国市場において多岐にわたる業界・分野でのソリューション構築実績を持つ大連華信とも協業し、同社の提案力および販売網と同社の高度なクラウド技術を組み合わせることで、高性能かつ高品質なパブリッククラウドサービスを中国国内企業に対して提供できるとしている。