サイバーセキュリティクラウドは10月18日、クラウド型WAFのセキュリティサービス「攻撃遮断くん」にサイバー保険を付帯する、「サイバー保険自動付帯」を12月1日より提供開始すると発表した。

損害保険ジャパン日本興亜と、フィナンシャル・エージェンシー(FA)の協力のもと、サイバーセキュリティクラウド専用にカスタマイズされた内容になっている。

攻撃遮断くんは、WEBサーバへの攻撃を遮断するクラウド型WAFのセキュリティサービス。クラウド(IaaS)を含むほぼすべてのサーバに対応し、保守・運用に手間をかけることなく24時間365日、ネットワーク、OS、Webアプリケーションへの攻撃を防ぐ。

「攻撃遮断くん」守備範囲

攻撃遮断くんを導入している企業が10Gbps以上の大規模なDDoS攻撃やゼロデイ攻撃、事故レベルのサイバー攻撃による損害を受けてしまった際に、損害賠償などに関する費用を最大1000万円まで補償するサイバー保険を「攻撃遮断くん」に付帯。攻撃遮断くんを導入している全企業に対して自動付帯される。

補償内容は、サイバー攻撃によって発生した損害賠償(損害賠償金、争訟費用など)、サイバー攻撃によって発生した事故対応・対策の実費(事故調査費、情報漏えい対応費、外部コンサルティング費、情報機器など修理費、データ復旧費、臨時雇入れ費、ネット炎上対策費、記者会見費など)となる。

なお、喪失利益、営業継続費用は同保証の対象外だが、今後は、これらの補償の実現に向け、損保ジャパン日本興亜およびFAの協力のもと、サイバーセキュリティクラウド専用にカスマイズした個別保険を展開していくとしている。

「サイバー保険自動付帯」損害発生時の手順