ハタプロは10月14日、ソフトバンクと「IBM Watson日本語版」のエコシステムパートナー契約を締結し、IBM Watsonを活用したパーソナルガイドロボット「ZUKKU」の開発に着手すると発表した。
ハタプロはこれまで、IoTデバイスの開発・製造とシステム構築を手がけてきたが、今回のエコシステムパートナー契約の締結により、今後は顧客の要望に応じて、IoTデバイスで取得するさまざまなデータとシステムが保有するビッグデータをIBM Watsonで分析することで、従来のシステムでは得ることができなかった発見につながるソリューションを提供できるようになるとする。
また、同社の技術とIBM Watson日本語版のAPIであるNLCを組み合わせた新たな製品として開発する「ZUKKU」は、「おでかけを楽しくする」をコンセプトとする小型ガイドロボット。コグニティブ・コンピューティングと位置情報を軸としたコミュニケーション機能や、メッセージ通知機能などを備え、IoTゲートウェイとしても利用できるという。
なお、同日よりソフトバンクの「+Stlye」公式サイトにて、「ZUKKU」の活用アイデアを募集している。