パナソニックとシュナイダーエレクトリックは10月11日、日本を除くグローバル地域におけるHVAC(Heating、Ventilation、and Air Conditioning)設備とビルマネジメントに関して、戦略的に提携していくことを発表した。
これにより、パナソニックのVRF(Variable Refrigerant Flow:ビル用マルチエアコン)が、ZigBee経由でシュナイダーのビルマネジメントシステムおよびルームコントローラーにダイレクトで通信することとなり、ビルオーナーやビル管理者は、HVACや照明、セキュリティ、配電といったビルに関するあらゆる基幹システムを、1つのインタフェースで常時把握できるようになるという。
なお同ソリューションは、無線と有線のどちらでも導入が可能であり、無線を利用することで、既存インフラをそのまま利用でき、既築のビルへの導入を可能とする。また、有線ではプラグアンドプレイ技術の優位性を活用することで、広範囲にわたるVRFシステムの簡略化や、スタンドアロンとしての導入も可能になるという。