ネットギアジャパンは10月12日、24ポートの1Uハーフサイズのレイヤー3 フルマネージスイッチ「M4300-24X （型番：XSM4324CS-100AJS）」（定価：98万円、税別）と、48ポートの1Uフルサイズのレイヤー3 フルマネージスイッチ「M4300-48X（型番：XSM4348CS-100AJS）」（定価：180万円、税別）を、10月26日より販売すると発表した。いずれも、すべてのポートが10GBASE-T対応となっているほか、10G SFP+ を4ポート搭載する。

M4300-24X（左）とM4300-48（右）

「M4300」シリーズは、IPv4/IPv6のユニキャスト、マルチキャスト・ルーティングが可能なLayer3スイッチ。ルーティングプロトコルはRIP（IPv4）、OSFP(IPv4 / IPv6)が使用可能。PBR(Policy Based Routing)はIPv4/IPv6共に対応し、マルチキャストルーティング・プロトコルPIM はSparse mode (SM)、Dense mode (DM)いずれも使用可能。

「M4300-24X」と「M4300-48X」は、いずれの機種も一つのスタックに組み込め（最大8台）、OpenFlow 1.3に対応している。「M4300」シリーズは最新のスタッキングテクノロジーによって、NSF（Non Stop Forwarding）転送と、スタックマスターの切り替わり時に通信へ影響を与えないヒットレス・フェイルオーバーを実現した。

ハーフサイズの「M4300 シリーズ」は、2台を連結して1Uサイズのラックスペースへ収納でき、サーバやストレージからスタッキングを構成した2 台の「M4300」に10ギガ接続してリンクアグリゲーションを構成することで電源、ポート、スイッチングファブリックすべてを2重化する。