日本ナショナルインスツルメンツ(日本NI)は10月11日、Astronics Test Systems(ATS)社が共同で開発したデジタルテスト計測器「Astronics PXIe-6943」、ルビジウムクロック発生器「Astronics PXIe-3352」、パルスパターン発生器「Astronics PXIe-1209」を発表した。
デジタルテスト計測器「Astronics PXIe-6943」は、VXI(VME eXtensions for Instrumentation)ベースのデジタルテスト計測器「Astronics T940」の後継モデルで、-2~7V、200MB/秒に対応。また、Astronics社やほかの計測器ベンダーが提供する既存の計測器との間でもTPS(テストプログラムセット)の互換性を確保している。
「Astronics PXIe-3352」は、ルビジウム発振器とGPS受信器を組み合わせた高精度のクロック発生器で、「Astronics PXIe-1209」は、100MHzに対応する2チャンネルのパルスパターン発生器。これらを使うことで、2つの独立したパルスを非常に高い分解能で生成することが可能となる。