ナカバヤシは10月6日、人工知能(AI)を活用したスクラップ用ペン「CUTPEN(カットペン)」のインターネット先行販売を同日より、店頭販売を11月下旬頃より順次開始すると発表した。

「CUTPEN

同製品は、専用ペンで囲んだ部分を専用アプリで撮影するだけで、簡単に認識・トリミングを行いデータ管理が行える。

「CUTPEN」の専用アプリで撮影する様子

専用アプリにおけるテキスト認識ではAIの1つであるディープラーニングを活用。テキスト認識した記事から独自のアルゴリズムによって重要キーワードを抽出し、関連するWebサイトを表示する「WEB連携機能」を搭載している。同機能により、スクラップした新聞記事に関する内容や語句をWebニュース(参照先:Google)を参照することで深く把握することができる。

「WEB連携機能」の利用イメージ

専用アプリは「自動画像補正機能」「記事の整理機能」「マーキング機能」など、データ管理をしやすい機能を搭載している。

スクラップした複数の記事データは1ページ分に整理して保存できるほか、記事内の気になる見出しや単語などにマーカーで線を引くことが可能。

専用ペンは、赤色インクを使用したボールペンタイプのため、インクがにじみにくく、スクラップしたい記事周りを簡単に囲むことが可能となっている。

専用アプリを無料で利用する場合、「Web連携」は5回まで利用できるが、「記事の整理機能」は利用できない。すべての機能を使用するには有料のシリアルIDが必要となる。

価格はシリアルIDが半年分つくと650円、シリアルIDが1年分つくと850円となる(いずれも税別)。