ネットギアジャパンは10月6日、同社製の802.11ac対応無線LAN アクセスポイントを最大50台管理可能な無線LANコントローラー「WC7600」を、10月7日より発売すると発表した。価格は45万円(税別)。

「WC7600」

「WC7600」は、中小規模の企業や教育機関のネットワークに最適な無線LAN コントローラーで、単一の管理画面からすべてのAPの設定・管理が行える。

また、管理下にあるAPは、AP間の電波干渉を検知して無線チャネルを変更したり、電波の届きにくい場所を減らすよう出力を上げることが自動的に行われるほか、無線子機の接続による負荷をAP間に分散する機能も持つ。さらに、スマートフォンやタブレットなどのモバイル無線子機がAPのカバーエリア間を移動すると、最適なAPへの再接続が行われるという。

そのほか、拡張も可能で、最大3台の「WC7600」をスタッキング(グループ化)することで、150台のAP を一括管理することができ、スタッキングとは別に1 台の「WC7600」を故障時に自動的に切り替わるバックアップとして運用することも可能だという。

セキィリティ面では、Open、WEP、WPA/WPA2 による事前設定認証(PSK:Pre-Shared Key)、RADIUS サーバやLDAP サーバによる認証にも対応する。

対応無線規格は802.11b/g/a/n/acで、、インタフェースはギガビットイーサネット(RJ45 ポート)×4、USB×2、SDカードスロット×1。