Arcserve Japanは10月5日、統合バックアップ・リカバリ ソリューション「Arcserve Unified Data Protection v6(Arcserve UDP v6)」のクライアントPC版である「Workstation Edition 1ライセンス」の提供を発表した。同日より受注開始し、10月11日より出荷する。提供価格(税別)は、1ライセンス税別1万円。

同社ではこれまで、「Workstation Edition」を5ライセンスパックで提供してきたが、多くの顧客から1ライセンス販売の要望があり、国内向けに新たなラインアップに追加した。

Arcserve UDP v6 Workstation Editionは、ブロックレベルの継続的な増分バックアップ、バックアップ環境全体にわたる効率的な重複排除、バックアップ(復旧ポイント)の世代管理、仮想マシンの簡単、確実な保護といったArcserve UDPのサーバ版同等の機能を搭載している。

また、クライアントPC特有の課題を解決する機能として、バックアップを実行する曜日や時間のきめ細かい設定やバックアップの書き込み速度を制限する機能があり、業務時間中のネットワークやCPUへの負荷を軽減することが可能。世代管理されたバックアップデータを検索して、ドラッグ・アンド・ドロップするだけでリストアする管理者不要の機能も提供されている。

OS、データを含めてバックアップされたシステム全体を、すばやく再構築または復旧する機能を提供する。異なるハードウェアに復旧が可能なため、クライアントPCの移行にも活用できる。また、面倒で時間を要する多くのクライアントPCのバックアップ設定を管理コンソールから一括配信することで、バックアップ設定や運用に関する管理業務を軽減できる。各個人で設定を変更できないよう制限することも可能。