米VMwareは10月4日(現地時間)、米国アトランタで開催中のイベント「Connect 2016」において、エンタープライズ モビリティ管理ソリューション「VMware AirWatch」の新機能として、スマートグラスを管理できる機能の追加を発表した。
今回の機能追加により、拡張現実(AR)や複合現実(MR)デバイスを活用してビジネスプロセスの変革を目指す企業および団体は、VMware AirWatchを一貫性のある管理プラットフォームとして活用できる。
具体的には、スマートグラス管理の合理的なオンボーディング体験の提供に加え、スマートグラスのネットワーク設定やアプリケーション開発も効率的に行えるようになる。
また組織は、VMware AirWatchを基盤とする他の既存の端末とともに、スマートグラスをわずか数回のクリックで安全に管理できるようになるとしている。
Android 搭載のスマートグラスをサポートしたVMware AirWatch は、2016年第4四半期(10~12月)の後半に提供開始を予定している。
なお、APX Lab、Atheer、Intel、ODG、 Vuzixとの協業を通じて、ウェアラブルデバイスの管理とアプリ配信ソリューションも積極的に支援していく。
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