オプティムは30日、MDMサービス「Optimal Biz」を8.0.0へメジャーバージョンアップしたと発表した。これにより、同サービスよりWindows 10 Mobile端末の管理を行うことが可能になった。
「Optimal Biz」は、企業で使用されているスマートフォンやタブレット端末の管理、セキュリティ対策をサポートするサービス。Webブラウザ上からモバイル端末やPCを一括管理することができる。
現在、Windows 10のシェアは拡大傾向にあり、デスクトップ型OSシェアの20%を超えているとのこと。同社はこうした背景から法人顧客からのWindows 10 Mobileの導入が進むものと想定し、今回のメジャーバージョンアップでWindows 10 Mobile端末の管理機能を搭載した。
具体的には、同バージョンよりWindows 10 Mobile端末に関しては「機器情報の取得」(OSバージョンや機器名、電話番号、バッテリ残量等、機器上の各種情報を取得し、管理サイトへ表示)、「リモートロック/ワイプ」(管理サイト上から、Windows 10 Mobile端末のスクリーンロックおよびワイプを実行)、「デバイス制限」(USB接続、カメラ、NFC、Bluetoothの利用に関して禁止設定が可能)、位置情報取得(Windows 10 Mobile端末の位置情報を取得し、管理サイト上で表示)といった4つの機能が搭載される。
デスクトップ版Windows向けの機能も強化されており、UWP(Universal Windows Platform)アプリの情報取得および禁止機能への対応、セキュリティ強化機能などを搭載した。これに加え、AndroidやiOS、管理サイト全般についても機能追加を行っている。