Microchip Technology(Microchip)は9月27日、ウェアラブルやIoT機器など、小型・低消費電力、長期信頼性が重要な小型バッテリ駆動機器の参照クロックとして適したMEMS発振器「DSC6000 ファミリ」を発表した。
DSC6000 ファミリは1.6 x 1.2mm~7 x 5mm の4ピンDFNパッケージで提供され、消費電流が1.3mA(typ.)と小さいことが特徴。同社によれば、この値は、最も消費電力の低い水晶発振器と比べても1/2未満とのこと。動作温度レンジは-40~+85℃で、最大ドリフトは+/-25ppm。また、水晶発振器に比べ500倍の耐衝撃性と5倍の耐振動性を有している。
DSC60xxとDSC61xxは同日より量産出荷を開始し、パッケージは1.6 x 1.2mm、2.0 x1.6mm、2.5 x 2.0mmの4ピンVLGAと3.2x2.5mmの4ピンVDFNで提供される。