JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は、IoTを活用した仕組みづくりや事業を検討する企業を支援するサービス「JBAT IoT お試しキット」の提供を10月3日より開始すると発表した。
本サービスは、IoT活用の検討を始める企業に、JBATが取り組むIoT技術の試用環境を提供するサービスで、センサー(6種:温度/湿度/照度/人感/ボタン/扉スイッチ)、データ取得に必要なゲートウェイやモバイル通信機能の他、機器の稼働ログ取得ツール、可視化ツールまでトータルで提供。顧客機器のデータの収集から、解析、可視化まで、一連の流れを体験することができる。
ゲートウェイとセンサー機器をつなぐだけでセンサーデータの送信が開始され、可視化ツールを利用してモニターが可能。ゲートウェイに機器の稼働ログを送信し、遠隔で監視が可能(ログ送信には、「JBAT IoT お試しキット」で指定するログ取得ツールの導入が必要)。
お試しキットの使用期間は3カ月となっており、使用期間終了後は、クラウドに個別環境を構築し、JBATがクラウドで提供する「Smart BI」と組み合わせて収集したデータと既存のシステムを連携したり、より専門的な分析・予測をする等、データを価値ある情報に変え、IoTを活用した新たなビジネスの創出に向けたステップアップも支援する。
価格は198,000円(税別、通信費含む)となり、JBATは、2017年3月末までに50社への販売を目標としている。