日立システムズは9月15日、セキュリティ対策が施されたプライベートクラウド環境を月額課金で提供し、ITインフラ運用に関わる負担を軽減する「プライベートブレードオンデマンドサービス セキュリティパッケージ」を販売開始すると発表した。価格は月額185万円(税別)から。
同サービスは、50台以上のサーバが稼働できるプライベートクラウド環境に加え、サーバ用のサイバー攻撃対策サービスと、運用・管理サービスをパッケージとして提供するもの。
初期費用や資産の所有、維持・管理が不要というパブリッククラウドの長所と、リソースの専有、独自のセキュリティポリシーや運用方法の継続が可能というプライベートクラウドの長所を併せ持っている。
セキュリティ対策サービスとしては、アクセス制御(ファイアウォール1台)、メールセキュリティ(SaaSサービス,Agentレス型)、Webセキュリティ(SaaSサービス,Agentレス型)、ウイルス対策(SaaSサービス,Agent導入型)、マルウェア振る舞い検知(Agent導入型)、標的型メール攻撃訓練を提供する。
また、同社のエンジニアがデータセンターで24時間365日の体制でクラウド環境の監視・運用を代行する。