TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2016年9月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2016年9月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 18.236%
2 C 10.955%
3 C++ 6.657%
4 C# 5.493%
5 Python 4.302%
6 JavaScript 2.929%
7 PHP 2.847%
8 Assembly language 2.417%
9 Visual Basic .NET 2.343%
10 Perl 2.333%
11 Delphi/Object Pascal 2.169%
12 Ruby 1.965%
13 Swift 1.930%
14 Objective-C 1.849%
15 MATLAB 1.826%
16 Groovy 1.818%
17 Visual Basic 1.761%
18 R 1.684%
19 Go 1.625%
20 PL/SQL 1.443%

9月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

9月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

9月はJuliaが47位につけ、トップ50位入りを果たした。TIOBE SoftwareではJuliaを数値計算向けのプログラミング言語と説明している。可読性があり安定して動作しているほか、関数プログラミングのパラダイムと高速性の双方を実現しているとのことだ。TIOBE Softwareでは向こう数カ月にわたって、Juliaがさらに順位を上げるのではないかと説明している。

さらに、今後トップ50位入りしそうなプログラミング言語としてHack、Kotlin、TypeScriptが挙げられている。トップ1位から3位まではJava、C、C++が占めた。JavaとCはほかのプログラミング言語と比較して高いインデックス値を確保しているが、どちらも減少傾向が続いている。