NECソリューションイノベータは9月8日、クラウドサービスを利用する戦略的テレワークビジネス拠点として、和歌山県白浜町に「南紀白浜サテライトオフィス」を開設すると発表した。開設予定日は11月18日。
新オフィスでは、総務省による「ふるさとテレワーク推進事業」の採択を受け、同社社員が移住または長期滞在し、白浜町ITビジネスオフィスに本社機能の一部を移転して業務を遂行するテレワークの効果検証を行う。
具体的には、東京・大阪を中心としたクラウドサービスの保守サポート業務や内勤営業などのテレワークによる事業と、地域と連携したICT利用による地方創生に貢献する事業を実施する予定。
また、昨年同オフィスにテレワーク拠点を開設したセールスフォース・ドットコムとともに、白浜町の特性やニーズを勘案し、構築した生活直結サービスの展開を行い、同社のクラウドサービス事業における協業も推進していく。
さらに、新オフィスを先進的テレワークモデルと位置づけ、地域における継続的な事業の遂行と地域との連携による新たなビジネスの創造を行うことで、ICTを利用した地方創生の実現を目指す。