大日本印刷、煩わしい公共料金のカード支払い手続きを簡単に行えるアプリを開発

大日本印刷は9日、煩わしい電気・水道・ガスなどの公共料金のクレジットカードでの支払い手続きを簡単にできるアプリを中国銀行と共同で開発したことを発表。2017年1月からサービスを開始する。

アプリは、検針票や領収書に記載されている契約番号・お客様番号をスマートフォンのカメラで撮影。アプリ上に氏名やメールアドレス、クレジットカード番号を記入することで手続きを完了させるもの。ユーザーは住所や電話番号などの記入が不要で手軽に申し込め、金融機関や電気・水道・ガスなどのサービス事業者にも事務効率化が可能になる。

同社は、銀行口座開設の申し込みもスマホのカメラで本人確認を行い、銀行窓口に行く必要も郵送する必要もない便利なスピーディー&スマートアプリ「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」を2014年からみずほ銀行などで展開、暗号化のW実装、データセンターと銀行の事務センターを専用線で繋ぐなどセキュアな運用を行っている。急速に金融サービスの普及が進むなか、今回のアプリもこれら実績を活かした新たなサービスとして開発した、としている。