ドリーム・アーツは9月7日、現場のビジネスプロセスを進化させる業務プラットフォーム「ひびきSm@rtDB(スマートDB)」の最新版、「ひびきSm@rtDBver.3.5」を発表した。9月7日から提供を開始する。

「スマートDB」は、ビジネス現場の業務をシステム化し、Webデータベース・文書管理・ワークフロー機能を備え、ユーザー自身で業務に適した業務アプリを作成できるアプリケーション基盤。

新バージョンでは、「IBM Lotus Notes/Domino(Notes)」から移行した場合も違和感なく活用できる機能を中心に追加。具体的には、「文書を定期的に編集・削除する機能」や「帳票出力機能」を新たに追加した。

「文書を定期的に編集・削除する機能」では、保管期限の切れた文書を自動的に削除したいなど、一定期間を過ぎたデータのステータスを一括で自動的に変更したい場合に、「定期処理」で実現できる。定型化されている処理を、決まった時間に繰り返し自動的に実行可能。例えば、「お問い合わせ管理」の業務を「スマートDB」で行っている場合、一定期間を過ぎても未回答のお問い合わせに対しては、自動的にステータスを変更させることで担当者へのリマインドに役立てるという運用が可能。

「文書を定期的に編集・削除する機能」

「帳票出力機能」では、「帳票出力」ボタンを押すだけで、あらかじめ設定したレイアウト通りにExcel形式にて帳票が出力。見積書や稟議書などの文書についてレイアウトが崩れることなく印刷可能だという。

「帳票出力機能」

また、文書を登録し蓄積できる文書バインダ間の連携も強化されたことで、情報をより簡単に参照することができるようになるほか、ゴミ箱機能により、削除された文書を復元できるようになった。

ライセンス価格は、1,000ユーザーの場合、1ユーザーにつき9,000円(税別)/年。