日本ヒューレット・パッカード(HPE)は8月31日、高品質なモバイルアプリケーションを迅速に開発、テスト、リリースするための統合ソフトウェア開発テスト製品「HPE Mobile Center 2.0」を提供開始したと発表した。
「HPE Mobile Center 2.0」は、テストの実施、テスト実施の対象機器(オンプレミス・AWSベースのデバイスやエミュレータ)を集中管理する機能を提供するモバイルアプリ開発における管理ゲートウェイ。探索的テスト、機能テスト、パフォーマンステスト、セキュリティテストなど、多彩なテストに対応している。
「HPE Sprinter」や「HPE Unified Functional Testing」といったHPEのソフトウェア群とオープンソースのテストツールとの連携が可能なほか、「HPE AppPulse Mobile」と「HPE Application Performance Management」を活用したモニタリング機能により、ユーザーエクスペリエンス(UX)やサービス監視等、アプリケーションを監視できる。
さらに、 Mobile Centerに物理的に接続されたモバイルデバイスに加えて、Amazon Device Farm上で提供される豊富なOSやデバイスを利用し、エンドユーザーが体験する様々な状況を事前に検証することが可能。
そのほか、Chrome や SafariなどAndroidやiOSが標準で提供するNative Browserを用いたテストの実施 や、「設定」などプリインストールされたアプリケーションの操作なども行うことができる。