ベリタステクノロジーズは8月30日、事業継続ソリューションの最新版「Veritas Resiliency Platform 2.0」を発表した。

「Veritas Resiliency Platform」は、レプリケーション制御、アプリケーションのリカバリ/監視を行うソリューションで、マルチプラットフォーム/マルチベンダーのクラウド環境で利用することができる。

「Veritas Resiliency Platform」の仕組み

最新版の「Veritas Resiliency Platform 2.0」の最大の特徴は、VMware環境で、異なるストレージ間のレプリケーションをサポートするData Moverが追加されたこと。

Data Moverは、VMwareの認定を受けており、VMware API for IO filtering(VAIO)と連携して動作するため、アプリケーションの起動停止と連携し、利用者のサービス停止時間を短縮することができる。VMware のネイティブなレプリケーション機能であるvSphere Replicationとは、アプリケーションの起動停止と連携している点が異なる。

同製品では、複数の拠点に分散するアプリケーション、仮想マシン、多層ビジネスサービス、Data Moverのリアルタイムの稼働状況を単一のダッシュボードで包括的に監視できる。

「Veritas Resiliency Platform」の管理画面

また、レジリエンス確保に関わる操作をすべて自動化・統合することによって、RTOおよびRPO達成の予測可能性を向上させるとしている。