OKIデータ・インフォテックは8月29日、日本市場向け大判インクジェットプリンタとして、独自の低臭気ソルベントインク「SXインク」を搭載した54インチ対応のエントリモデル「ColorPainter E-54s」の販売を開始したことを発表した。
同製品は64インチ対応の上位モデル「ColorPainter M-64s」および104インチ対応の「ColorPainter H3-104s」ですでに導入されているSXインクを搭載しつつ、導入コストを抑えたエントリモデル。SXインクの特長である低臭気による作業環境の改善を実現しながら、広色域、高発色、高濃度、高耐候性および低ランニングコストも実現し、カーラッピングや電飾など屋内外の幅広いアプリケーションに活用することが可能だという。
また、カラー光学センサの採用により往復と送り調節を自動で行う自動印刷調整機能、最適なドットサイズにより安定した高画質な印刷を実現するスマート・パス・テクノロジー4(SP4)、従来手動であったノズル番号が自動で設定できるノズル代替機能(SNM3)といった上位モデルに搭載されてきた機能も継承しており、ワークフローや作業効率の改善も可能とする。
OKIデータ・インフォテックは9月1日(木)から3日(土)まで東京ビッグサイトにて開催される「サイン&ディスプレイショウ2016」に新商品「ColorPainter E-54s」をはじめ大判インクジェットプリンターのラインアップを出展します。展示ブースは小間No.119です。
なお、同製品の本体標準価格は169万円(税別)。10月下旬より出荷を開始する予定で、国内のみで年間200台の販売を見込むとしている。